HELIX-黒い遺伝子-
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HELIX-黒い遺伝子-の見どころ
北極の巨大製薬会社の研究所で、人類を滅ぼしかねないウィルスが発生。ウィルスに対する恐怖と複雑な人間関係を軸に、恐怖の13日間を描いたサイエンス・スリラー。
「遊星からの物体Ｘ」「ＬＯＳＴ」などのエンターテイメントの要素を兼ね備えた本作は、14年にアメリカでシーズン1が放送され、現在シーズン2が放送中。日本では、真田広之が海外ドラマで初レギュラー出演する作品としても注目を集めている。
北極の研究所で未知のウィルス感染が発生して、疾病対策予防センター（ＣＤＣ）のアラン・ファラガット博士一行が現地に派遣されることになる。
当初、任務を拒否するアランだったが、感染した研究員の1人がアランの弟のピーターと知り現地へと向かうことを決める。現地では隔離室でピーターと会う事が出来たアランだが、彼からウィルスの情報を得ることはできず、さらにピーターは目を離した隙に隔離室から脱走してしまう。
情報開示に消極的な研究所の責任者ハタケ博士に翻弄されて、真相究明が進まないことにいら立ちを隠せないアラン。
感染者と非感染者の攻防、感染の恐怖におびえる非感染者、こうした心理戦の中で特徴的な演出が登場する。
血まみれのシーンなど重くなりがちな時に流れるＢＧＭだ。懐かしいポップスのような曲を流すことで、恐怖感を掻き立てていく。
1話のオープニングで、死体に囲まれたミステリアスな映像とＢＧＭのミスマッチ感でその恐怖を実際に感じて欲しい。
また、不倫だったり、親子関係だったりと人間関係を丁寧に描いているので、謎が解けていく事によって、濃厚な人間模様が見えてくる。
こうした部分もこの作品「HELIX-黒い遺伝子-」の特徴で、見どころのひとつといえるだろう。
スパイによる妨害工作、何者かによる外部との通信手段の遮断、ＣＤＣメンバーのウィルス感染と、氷と雪に閉ざされた施設の中で絶対絶命の危機に陥るアラン。
ウイン・ハタケのもくろみなど、真実が明らかになったときに、人類の運命を揺るがす巨大な陰謀を視聴者は知ることになる。
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