クロスボーンズ
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「クロスボーンズ」のみどころ
17世紀に海を荒しまわった実在の海賊、黒ひげことエドワード・ティーチの物語を、映画級の壮大なスケールで描き出したアクションアドベンチャー大作。
演技力の高さで知られ、「マルコビィッチの穴」や「ＲＥＤリターンズ」など数多くの映画に出演している名優ジョン・マルコビッチが、初めてテレビドラマに主演した話題作だ。
彼が演じる黒ひげは、映画「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズや人気漫画「ＯＮＥ ＰＩＡＣＥ」のキャラクターモデルにもなった伝説の海賊。
本作冒頭では死亡説が流れているが、実際は秘島に隠れ住んでおり、そこに集まった無法者たちを束ねて新国家を築いている。そんな彼の生存を頑なに信じる、英国領ジャマイカの総監督ウィリアム・ジャガー。
彼は黒ひげが、近々イギリスへ向かう英国帆船を襲撃すると予想した。その船には、英国王に進呈する秘宝・クロノメーター（最新鋭航海用コンパス）が積載されることになっている。
暗殺者でスパイのトム・ロウは、ジャガー総監督からのクロノメーターの護衛と黒ひげ暗殺の密命を受け、医師を装って英国帆船に乗り込んだ。予想通り船は海賊に襲われ、ロウはクロノメーターを彼らから守るために破壊。自ら人質となって黒ひげに近づき、密かに暗殺の機械を窺う。
このドラマの見どころは何といっても、強烈なカリスマ性をもつ黒ひげと、どんな事態にも臨機応変に対応できるスキルを持つ凄腕暗殺者ロウの静かな攻防だ。
一見友好的だが、実は互いに心を許しておらず、彼らの関係は些細なきっかけでどう転ぶかまったく予想がつかない。
また、英国政府に反発し、民主主義的理想を掲げて島を統制しようとしている、黒ひげの野望の行方も注目ポイントだ。
荒くれ者だらけの島で、果たして彼は権力の頂点に立ち続けることができるのか？
制作総指揮兼脚本家のニール・クロスは、脚本を手がけた人物。彼は本作を単にアクション満載の海洋アドベンチャーではなく、歴史ドラマとしての厚みを持った、見応えのあるスクタル巨編に仕上げている。
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海外ドラマ「クロスボーンズ」
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